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zoom RSS MIMOCA 丸亀猪熊弦一郎美術館、アートと街と人々と

<<   作成日時 : 2013/10/14 22:55   >>

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瀬戸内交際芸術祭2013 秋会期

10月7日天気晴れ 滞在3日目 
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この芸術祭に足を運ぶきっかけとなった丸亀市にある猪熊弦一郎美術館へ。
高松から予讃線サンポート南風リレー号に乗る。
わっつ、アラーキー列車だ。なんていうか、ちょっと不気味。。。
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JR四国によると、『ひときわ目を引く黒い車体には、画像 シリーズの写真作品が展開されています。天国の中に地獄がある、という荒木の写真には、常に「エロス(生)」と「タナトス(死)」が共存します。アラーキー列車という新たな「生」を与えられた刺激的な写真たち』ということだそう。

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この美術館は高松から快速で30分ほどのところにある丸亀駅前にで〜んと建っている。猪熊弦一郎氏が存命中に、少年時代を過ごした丸亀市に1000点を超える作品を寄贈。1991年、建築家谷口吉生氏と猪熊氏の対話により猪熊弦一郎美術館は誕生した。

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ただ今の企画展示は「大竹伸郎ニューニュー」。2012年、カッセルのドクメンタ13でカールスアウエ公園に作られた「モンシェリ」を丸亀仕様に再構成したものを中心に、新しい大竹作品が展示されている。「モンシェリ」はバラバラのスクラップに戻されて運ばれたそうで、いうなればゴミの山ですよね。。。また、2006年の「全景」展で東京都現代美術館に現れた「宇和島駅」が、ここでも美術館のてっぺんに出現。丸亀に降りたのに「宇和島?」とリアルに驚いてしまいそう。
小さな美術館だけれど、フラッシュを使用しなければ写真撮影もOK。幼稚園児たちが学芸員さんから大竹作品のお話を聞きながら美術鑑賞。ん〜っ、すすんでる…

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肝心の「いのくまさん」の作品、とても居心地よさそうにしていた。私もゆったりと「いのくまさん」との時間を楽しみ、ランチは再び美術館カフェへ。雑穀ごはんにヒヨコ豆のカレー、女子にはうれしい一品。

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http://www.mimoca.org/ja/ →MIMOCA公式ホームページ

本島にわたるには中途半端な時間だし、どうしたものかと考えあぐねた末、丸亀の本来の観光地のひとつ「丸亀城」に向かうことにした。人かげもまばらな昼下がり。2つあるアーケード街のどちらかを抜けていくのだが、一方はほとんどの店がシャッターをおろし、もはや商店街として機能していない状態。もう一方は子どもたちの絵を店先に飾るなど懸命に活性化をはかろうと努力し、なんとか保っている状態。ここでも街の中心部の衰退という厳しい現実が目の前に広がった。
それでもこの地域は人口減少が少ないところだそうである。確かに周辺地域には新しい住宅地域が拡がっているのが車窓からも見て取れた。
丸亀城を訪れる観光客はどのくらいいるのであろうか?美術館にいるような若い世代はやはり足を運んでいないのだろうか?年配の男性の方とすれ違うことが多かった。それでも秋田の千秋公園の方が人はいるけれど…

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せっかくなので、城にある観光案内所と同居している、うちわ工房「竹」でうちわを一本購入。レジのところにたくさんのどんぐりを入れた大きなビンがあり、手作りコマを発見。「持って行っていいよ」とおばちゃんが言ったので、遠慮なく頂戴。ここはのんびりとした田舎の観光地そのもの。おばちゃんたちには瀬戸芸も大竹伸郎も関係ないのかなぁ…

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飛行機まで時間に余裕があり、ついでながら高松市内にある国の特別名勝「栗林公園」を訪ねることにした。「ことでん」という2両編成の私鉄で、「栗林公園駅」で下車。一緒に降りた外国人のご夫婦が、英語で「公園はどっち?」と駅員さんに尋ねていた。その駅員さん、何のためらうことなく英語で「この道をまっすぐ」と答えた。すごい!国際観光都市なんだ高松は!
公園入口では、作業服姿のおじちゃんが今度は入場券売り場に英語で案内していた。またまた、すごい!

しかしながらミシュラン3つ星や、米国の庭園専門誌の日本庭園ランキングで3位を取る公園だけあって、驚くほど立派。おっちゃんたちが誇りに思い外国人に堂々と接しているのも頷ける。松平家が100年かけて完成させたというだけのことはありますです、日本人として一見の価値ありです、はいっ。

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◆まとめ
企業と自治体が進める「地域の活性化」を目指す現代アートによる芸術祭。地域の人々にどう受容され、どう活性化へと導いていくかは、実はこれからの課題なのかもしれない。町に普通に暮らす人々が、音楽も含めたアート全般によって何がどう変化していくのか。。。一回性の人集めのイベントではない力を、アートはどう見せられるのか。。すべてはまだ始まったばかり、と言っても差支えないのではないだろうか?

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