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zoom RSS 第29回国民文化祭・あきた オルガンフェスティバルまであとひと月

<<   作成日時 : 2014/10/02 15:55   >>

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11月2日に開催される第29回国民文化祭・あきた2014 オルガンフェスティバルまで、あと一か月となりました。アルザスから秋田にやってきた楽器を通じ、アルザスと秋田の文化、日本におけるオルガンの文化(?)を今一度考える機会となればと力を合わせてまいりました。

企画委員長、赤田直樹からこの企画への思いを皆様にお伝えいたします。(プログラムのあいさつ文より)


このたび、アトリオン音楽ホールにおいて、国民文化祭オルガン・フェスティバルを開催できますことは、秋田のオルガンに関わる私達にとって、とても大きな喜びです。
 「アルザスから秋田へ、未来をつむぐ秋田の響き」のタイトル通り、秋田アトリオン音楽ホールには、フランスのアルザス地方・ストラスブールにあるケルン社のオルガンが設置されています。地図を眺めますと、秋田県とアルザス地域圏が似た形であることに気付きますが、実は気候やその歴史にも共通点を見出すことができます。地下資源に恵まれたアルザスは、フランスとドイツの境に位置し、両国の覇権に組み入れられる中で独自の文化を形成してきました。戦後は資源の共同管理により平和を実現し、EU本部も置かれています。
 同様に秋田も地下資源に恵まれ、古代においては縄文文化を有し、8世紀前半には蝦夷と大和の文化が拮抗する中、秋田城では渤海国との交流が行われていました。アルザスから秋田にやってきたオルガンの響きが、各々の歴史や文化を改めて見つめ直すよい機会となることと信じております。
 文明開化期、欧米やロシアの宣教師達は讃美歌や聖歌そしてリード・オルガンを携え、大挙して日本を訪れました。キリスト教の宣教、教育活動は西洋音楽の受容に大きな役割を果たしますが、その影響は唱歌を始めとする学校音楽教育にも及びます。1891年(明治24年)に日本で初めてのパイプオルガンが本郷中央会堂(現;本郷中央教会)に設置されて以来、いくつかの時代の荒波を乗り越え、ここ20年ほどで全国各地の公共ホールやミッション・スクール、教会において、豊かで美しいオルガンの音が響くようになりました。現在では、演奏法講座やワークショップなど、より幅広い活動も行われています。
 秋田県では、1989年11月のアトリオン音楽ホールのオープンに合わせ、演奏法講座が開始されました。その数年後、受講生、修了生を中心としたアマチュア愛好家で構成される「秋田オルガンかわら版の会」が立ち上げられ、顧問でアトリオン音楽ホール・オルガニスト、香取智子氏の助言を得て、今回のフェスティバルの企画を担うことになりました。黎明期にある「オルガン文化」ですが、秋田のみならず各地のオルガンが地域と共に歩み、次代に向けて新しい文化を形成していくよう願っております。(オルガンフェスティバル企画委員長 赤田直樹)


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