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zoom RSS オルガニスト缶詰めになる

<<   作成日時 : 2015/04/25 13:35   >>

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先日、母校の図書館に2日ほど缶詰になってみました。新緑の季節、キャンパスは新しい校舎がど〜んと建ってしまい狭く感じられましたが、図書館は相変わらず静かで心地よいですねぇ。

閲覧した資料に、伊沢修二の音楽取調掛が編纂した「小学唱歌初編、第二編、第三編」を合本にしたものがあった。ケースに収められた館内閲覧のみの資料である。
同資料は国会図書館のデジタルコレクションで誰でも見ることができる。しかし、初版ではないものの1880年代に出版された唱歌集を直接手にすると、ネットでは感じることのできない新鮮な驚きと感動を覚えた。

想像していたよりもはるかに美しい印刷、歌詞の字体の美しさ、薄くしっかりした紙質。とても120年以上経ったものとは思えない。逆に表紙や裏表紙の厚紙はもろく破れも多いが、そこには当時の音楽教育に関する出版物の宣伝がずらりと並んでおり、これもまた一興。

初編は音階を中心に徐々に音域が拡がるような構成で、第二編はリズムを中心にしている。音域はト音譜表の中であればいいと思っているのか、高音のfも当たり前。9度の跳躍音程なんていうのもある。第三編は本格的な2重唱、3重唱、調性もE-durやAs-durが出てくる。

日本初の音楽教科書は、むちゃくちゃ難しかったんですねぇ。

しかしながら、西洋音楽をなんのために学校教育に持ち込んだのか。これを考えることは、現在起きているさまざまな社会の事象、音楽教育不要論などにつながることかもしれないなぁとも思う今日この頃なのであります。

写真は母校。奥の白い壁のある建物が図書館、大学院&音楽研究所のある建物。

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