遠野行

秋田からちょっと足を伸ばして、遠野へ行きました。

柳田國男の遠野物語が1910年に出版されてから100年を経て、漫画《水木しげるの遠野物語》やアニメも作られました。ただ、水木しげる氏の描くカッパは太り過ぎているというのが、地元の方のもっぱらの感想のようです。先日絶滅種とされたニホンカワウソがカッパのモデルだとすれば、確かにちょっと栄養過多かもしれません。

遠野は、昨年の3.11にはボランティアなどの基地となりました。自衛隊も水路を使って三陸へ向かいました。皆さん、自衛隊の方たちには“足を向けて寝られない”というほど感謝されていたそうです。
山に囲まれた自然豊かな土地ですが、クマやホンシュウジカが人里に出没し人間との共存が問題になってきているそうです。そもそも人間が野生動物たちの住む森へ入っていったのだから…と案内をしてくださった地元のガイドさんがおっしゃっていました。そうなんですよね…シカを捕食するオオカミを絶滅させ、シカの害に悩み、クマの住む森へ入っていって、クマに襲われる…

五百羅漢のふもと、建設中の高速道路の脇にシイタケの菌床栽培をしている施設がありました。豊かな山の幸をかかえる土地ですが、ほだ木は汚染され、野生きのこは放射性物質を濃縮しやすいため、何の懸念もなくその恵みを受けることはできないのだそうです。

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                     遠野駅 
 1950年に建てられた硬質コンクリートブロック造りの駅舎 2階はホテルになっている


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                駅前広場のカッパたち              
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       駅前広場の信号のてっぺんに座敷わらしがとまってます

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                 カッパ型の遠野駅前交番

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            遠野物語めぐりの観光バスの車体 
          水木しげる氏のキャラクターが描かれている

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               下総の国司だった千葉家の曲り家 
           左側が馬屋、右側に住居部分 総面積約147坪

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                 下から眺めた千葉家 
      現在も入り口で入場券を売っている方がおひとりで住まわれている

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                      五百羅漢 
         天明の大飢饉の餓死者の供養のために刻まれた羅漢像

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             天然石に線彫りで彫られている

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                  常堅寺のカッパ狛犬、
  お寺の火事をカッパが消して狛犬になったという伝説がある。 狛犬の頭は水がたまるようになっている。 笑う狛犬であるが、昨年は笑っていなかったそうである。

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                     カッパ淵

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                  伝承館 菊池家

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                     エジコ
       ここに赤ん坊を入れて養蚕や製糸作業をしていた

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             座敷わらしは奥座敷にいた

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            御蚕神堂(オシラ堂)1000体のオシラサマ。
 馬と娘の婚姻譚から生まれた信仰。馬と女性の顔を彫った桑の棒に布をかぶせていく。 ここに願い事がたくさん書かれていた。


 
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          五穀豊穣を願う小正月行事のみずき飾り

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            伝承館 菊池家の曲り家

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       伝承館めぐり用に貸し出されているキッチュなカッパの帽子


《遠野物語めぐり》一日ツアーの定員29名が全部埋まったと、ガイドさんはえらく喜んでいましたとさ。
どんどはれ!

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