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zoom RSS 【ラ・バヤデール−幻の国】@KAAT(神奈川芸術劇場)

<<   作成日時 : 2016/07/04 09:27   >>

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Noismはりゅーとぴあ(新潟市民芸術文化会館)の専属舞踊団。
3日は、その劇的舞踊vol.3「ラ・バヤデール−幻の国」神奈川公演最終日でした。

Noismの芸術監督、金森穣さんが昨年夏、平田オリザさんに「何か書いていただけませんか」と依頼したところ、平田さんから古典バレエの脚色に興味があると言われ、カースト制(格差)、信仰(宗教)の問題が内在している「ラ・バヤデール」を提案されたそうです。

金森さんは、13年目を迎えたNoismは21世紀日本の社会において、如何に社会的問題提起をできるのか、劇場専属舞踊団の社会的存在意義はそこにあると考えていらっしゃいます。
SPAC(静岡県舞台芸術センター)に所属する奥野晃士、貴島豪、たきいみきの3名の俳優陣が加わった作品は、せりふ(言葉)により、傀儡国家であった満州国、そこでのアヘン製造を想起させるなど、原作の大胆な翻案がなされていました。

舞踊はL.ミンスクの「ラ・バヤデール」を主に、演劇には笠松泰洋さんの音楽が加わる形で物語が進んでいきました。あまり違和感はありませんでした。
井関佐和子さんのソロや中川賢さんとのパ・ドゥ・ドゥは、優雅で気品があり、トゥを履いているのではと錯覚するほどでした。

衣装はISSEY MIYAKE。美しかったです。
バートル(中川さん)のアヘンによる幻覚に現れたミラン(井関さん)が立ち去ろうとするとき、バートルがそれを引き留めようとしがみつくと、ミランの衣装がごっそりはぎ取られました。後姿でしたがミランは裸体となって暗転していきます。舞台には衣装だけが残り、それが幻覚であったことを象徴していました。「なるほど〜」と思わず頷いてしまいました。

客席の前後左右を見回すとISSEY MIYAKEを身にまとったした人、人、人。なるほど、こういう鑑賞の仕方もあるのですね。オペラにイブニング・ドレスを着用するのと同じようなものなのでしょうか?それともNoismはISSEY MIYAKEがドレスコードになっているのかしらん?

Bravo! の出た舞台でした。しかしながら、オケで生演奏だったらもっと良かった…なんて言わずもがなのことを言ってはいけませんですね。


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